COLUMNお役立ちコラム

2023.09.08 お役立ち情報

介護職が働くグループホームとは?仕事内容や向いている人を解説

多岐にわたる介護の施設形態。
今回はそのうちのひとつ、グループホームについて、介護職を目指す方向けに、初心者にもわかりやすく解説します。

この記事では、介護職が働くグループホームの基本的な特徴や仕事内容、向いている人と向いていない人、メリットとデメリットについてご紹介します。
自身の性格やスキルに合った職場を選ぶ際、ぜひ参考にしてください!

 

 

 

目次

1.介護職が働くグループホームとは?
2.グループホームの仕事内容
3.グループホームの介護職に向いている人
4.グループホームの介護職には向かない人
5.グループホームで介護職として働くメリット
6.グループホームで介護職として働くデメリット
7.まとめ グループホームで介護職になろう!

 

1.介護職が働くグループホームとは?

●グループホームってどんな施設?

グループホームは、高齢者や障害者などの利用者様が共同生活を送る施設です。
家庭のような温かな雰囲気が特徴で、利用者様同士や介護職とのコミュニケーションが大切にされています。
グループホームは、少人数の利用者様(通常は6~10人程度)で1つのユニット、つまり生活のグループをつくって住む形態を取ります。
2階建ての施設であれば、1階と2階で別のユニットとして分けられている場合が主です。

個別のケアや支援を提供しやすく、入居者様の日常生活をサポートします。
また、家庭的な雰囲気があるため、利用者様が安心感を持ち、居心地の良い生活が送れる環境を提供します。

●どんな方が利用する?

グループホームでの利用者様は多様です。
施設の形態にもよりますが、認知症のグループホームでは認知症の方々などが含まれます。
具体的には、要支援2、または要介護1以上の認定を受けた方です。
自立度の高い方が多く、利用者様が家事を行っているようなグループホームもあれば、
介護度が高く介護職による身体介助が主となる静かなグループホームもあります。
介護度の比較的高い方が入居する特別養護老人ホームや、介護度の低い方が多いデイサービスと比べ、幅広い介護度の方が生活しています。

それぞれの利用者様が、異なるニーズを持っており、そのニーズに合わせた個別の支援や介護が提供されます。

 

 

 

2.グループホームの仕事内容

●身体介助

入居者様の身体的なケアを行い、移動や入浴のサポート、食事の介助、排泄の補助など、日常生活の中での支援が含まれます。

●生活援助

生活援助は、入居者様が日常生活をスムーズに送るためのサポートを提供する重要な仕事です。
料理、掃除、洗濯などの業務や、それらを行う利用者様のサポートが含まれます。
利用者様が安心して過ごせるよう、家庭的な環境を整える役割があります。
料理に苦手意識がある方の場合、冷凍食品を温めるだけのグループホームもあるため、そのような求人を探すと良いでしょう。

●レクリエーション

利用者様の生活の質を向上させるために、レクリエーション活動が行われます。

これには、趣味活動や体操、季節の行事などが含まれます。
レクリエーションは、楽しさとコミュニケーションの機会を提供し、利用者様の心身の健康をサポートします。

●バイタルチェック(健康管理)

利用者様の健康管理は、介護職にとって欠かせない仕事の一つです。
定期的なバイタルチェック(血圧、脈拍、体温などの測定)や健康状態の記録が行われ、
必要に応じて医師と連携し、適切なケアを提供します。

●服薬管理

多くの利用者様が薬物療法を必要とします。
介護職は、薬の管理と服薬サポートを担当し、誤った服薬を防ぐ役割を果たします。

●夜勤業務

グループホームでは夜間にもスタッフが常駐し、利用者様の安全と安心を確保します。
夜勤業務には、利用者様の健康状態のモニタリング、緊急時の対応、施設の安全確認などが含まれます。
少人数の利用者様が生活するグループホームでは夜勤を1人で行う場合があります。

 

 

 

3.グループホームの介護職に向いている人

●コミュニケーション能力がある人

グループホームの介護職は特に、コミュニケーションスキルが不可欠です。
家庭的な雰囲気を守り、利用者様に安心して過ごしていただくことは介護職の重要な役割です。
そのため、利用者様と円滑にコミュニケーションをとり、感情やニーズを理解して適切なサポートを提供する能力が求められます。
また、利用者様以外にも、利用者様の状況を知りたいご家族や、
連携を必要とする他のスタッフとのコミュニケーションも重要です。

●観察能力の高い人

利用者様への観察力が高いことも、介護職にとって重要です。
普段との状態や感情の変化に敏感に気づき、適切な対応をすることで、体調不良やケガを未然に防ぐが必要です。
高い観察力があれば、問題を早期に発見し、入居者様の健康と幸福を守ることができます。

●土日祝でも勤務できる人

グループホームでは、土日祝日や夜勤勤務を含む柔軟なシフト体制に対応できることが求められます。
とはいえ、土日を含む特定の曜日を休日にできる施設や、家庭の事情を考慮してくれる施設もあるため、求人を探す際は注意して見るとよいでしょう。


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4.グループホームの介護職には向かない人

●潔癖症寄りの人

介護職は、入居者様の排泄介助などを含む仕事です。
潔癖症寄りの人は、身体的な接触や汚れに対して感じる不快感が強い場合があります。
それでも高齢者の方のために仕事をしたい、という方であれば、直接介護に携わらない介護事務という働き方もあります。

●丁寧な仕事が苦手な人

介護職は細かい気配りと丁寧さが求められます。
入居者様の安全と快適な生活をサポートするためには、細部に気を配ることが必要です。
身体介助の際、少し力を入れ過ぎて痣ができてしまった、食器洗いが不十分でおなかを壊してしまった…という事態もあり得ます。
慣れてきた日頃の仕事でも、気を抜かず丁寧にやり抜く力が求められます。

●自分のペースで仕事をしたい人

介護職は、利用者様のペースに合わせた柔軟なサービス提供が求められます。
時にはアクシデントが重なり、急な予定変更が連続で必要になることも。
自分のペースで仕事を進めるのではなく、利用者様のスケジュールや要望に合わせて調整する必要があります。
したがって、自分のペースで淡々と、黙々と仕事を進めることを好む人には向いていないかもしれません。
利用者様への思いやりと尊重を持って取り組むことが、介護職での成功の鍵となります。

 

 

 

5.グループホームで介護職として働くメリット

●利用者様に寄り添ったケアができる

グループホームは少人数の利用者様が生活する環境であり、職員とのコミュニケーションが密接です。
これにより、ひとりひとりの入居者様と向き合う時間を確保しやすく、アットホームな雰囲気で生活をサポートできます。
家族のように深い関係を築くことで、自分に向けられた笑顔を見ることができたときは、利用者様だけでなく、自らも幸せな気持ちになります。

●無資格・未経験から介護職になりやすい

グループホームには、無資格や未経験からのスタートが可能な職場が多くあります。
利用者様とのコミュニケーションやケアの経験を積むことで、働きながら資格を取得することや、
認知症ケアなどの専門的なスキルを身に付けるチャンスがあります。
徐々にキャリアを築き、認知症ケアのスペシャリストを目指すこともできます。

●身体的な負担が少ない

利用者様の介護度にもよりますが、グループホームでの介護職は身体的な負担が少ない傾向があります。
施設内での身体介助や生活援助が主な業務であり、激しい身体活動が少ないため、体力的な負担が軽減されます。
これにより、身体への負担が気になる方も、長期間のキャリアを持ちながら体力的に無理なく働くことが可能です。

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6.グループホームで介護職として働くデメリット

●夜勤は1人で対応することが多い

少人数の利用者様を対象とするグループホームでは、夜間における業務を1人のスタッフが担当することが多いです。
急変時には重要な判断をひとりで下さなければならないときもあるため、強い責任感が求められます。
とはいえ、はじめのうちは二人体制で夜勤を行うという場合や、常に二人体制で夜勤を行う場合もあります。
夜勤について不安がある場合は、このような施設を探すのがよいでしょう。

●精神的な負担を感じることがある

介護職は、入居者様と深い関わりを持つ職業です。
そのため、入居者様の健康状態の変化や突発的な状況に対処する際に精神的な負担を感じることがあります。
また、認知症の入居者様とのコミュニケーションや行動の理解に悩むこともあり、ストレスが蓄積することがあります。
リフレッシュの時間を意識的につくることが、介護職の仕事を続けるコツといえます。

 

 

 

7.まとめ グループホームで介護職になろう!

このコラムでは、グループホームでの介護職の仕事内容や向いている人、向いていない人、メリット、デメリットについて詳しく説明しました。

グループホームの介護職は、身体介助や生活援助、レクリエーション活動、健康管理、服薬管理、夜勤業務などの業務を担当します。
特にグループホームでは、入居者様とのコミュニケーションが密接で、一人ひとりに寄り添ったケアが求められます。

グループホームでの介護職のメリットとしては、利用者様に寄り添った家族のようなケアができること、
無資格や未経験からのスタートがしやすいこと、施設によっては身体的な負担が少ないことが挙げられます。
一方、夜勤業務を1人で担当することや、精神的な負担を感じることがある可能性については考慮しなければなりません。

グループホームでの介護職は、利用者様との深く暖かな関わりを通じて充実感ややりがいを感じることができる職業です。
自身の適性と向き不向きを考えつつ、この素晴らしい職業に挑戦してみることを検討してみてください。
介護が未経験の方でも、利用者様の幸福と安全を守る大切な仕事として、グループホームでの介護職に取り組むことができます。


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