COLUMNお役立ちコラム

2023.11.06 お役立ち情報

ショートステイの仕事内容は?介護職未経験の方にもわかりやすい解説

利用者様が短期間入居する、ショートステイの仕事内容はどのようなものなのでしょうか?

この記事では、ショートステイの概要から仕事内容、向いている人物像、やりがいやメリット、役立つ資格について詳しく解説しています。
介護初心者でも理解しやすく、ショートステイの仕事内容に興味を持つ方にとって役立つ情報を紹介しています。
ショートステイで働く魅力を知ることで、ショートステイが新たなキャリアの選択肢となる可能性があります。


目次

1.ショートステイとは
2.ショートステイで働く職員の仕事内容について
3.ショートステイの種類と仕事内容
4.ショートステイで働くことに向いている人は?
5.ショートステイのやりがい、メリットとは?
6.ショートステイで働くのに役立つ資格は?
7.まとめ


 

 

1.ショートステイとは

●ショートステイってどんな施設?

ショートステイ施設は、普段自宅で過ごされている介護が必要な方が一時的に滞在する場所です。
利用期間は原則30日となっており、ショートステイの名前の通り、短い滞在期間が特徴です。

●ショートステイの目的

必要な支援、介護を受けるため
自宅での介護だけでは対応が難しくなった場合、ショートステイを利用されるケースがあります。
体調の変化や症状の悪化、ケガ等により、それまでは自宅で介護ができていたものの、対応が難しくなることがあります。
そんなとき、ショートステイを利用することで、短期間の入所で回復や自立に必要な支援を受けることができます。

家族の負担軽減のため
ショートステイの主な目的は、介護を必要とする方の家族が一時的な休息を取る機会を提供することです。
介護疲れの解消のほか、旅行などの予定により自宅での介護が難しくなった場合にも、ショートステイが利用されます。
また、利用者様自身が施設での生活を試すことができるため、施設に入居する際の検討材料にもなります。

●ショートステイを利用するのはどんな人?

ショートステイを利用するのは、要支援1、2または要介護1~5の方です。
他の入居施設と比べると介護度の低い方が多い傾向にあります。
介護を家庭で行っている家族が一時的な休息や外出をする際に利用します。
また、高齢者自身が施設での生活を体験し、入所を検討することもあります。

 

 

 

 

2.ショートステイで働く職員の仕事内容について

●送迎業務

ショートステイで働く職員の仕事の1つは、利用者様の送迎業務です。
これは、利用者様を自宅から施設へ迎えに行ったり、施設から自宅に送り届けたりする役割を担います。
送迎業務は、利用者様が安全かつ快適に施設に来ることができるようにする重要な役割です。

●夜勤業務

夜勤業務は、ショートステイ施設での職員の大切な役割の一つです。
夜間には利用者様の安全と健康を確保する責任があります。
夜勤職員は、利用者様の状態を定期的にチェックし、必要に応じて介護や医療サポートを提供します。
夜間の安心した環境を提供することが、ショートステイの目的の一つです。

●レクリエーション

ショートステイでの楽しい時間を提供するために、レクリエーション活動を企画・実施するのも職員の役割の一つです。
レクリエーションは、利用者様が交流し、楽しむ機会を提供します。
これにより、アットホームな雰囲気を醸成し、利用者が施設での滞在を楽しむ手助けをします。

●介護サービス

その他の介護サービスで、ショートステイ施設で生活を支援します。
職員は利用者の日常生活を支援し、食事の介助や入浴、排泄などのサポートなどを行います。
また、健康状態のモニタリングや医薬品の管理も担当します。
介護サービスは、利用者が快適で安心して過ごせるようにするために欠かせない役割です。

 

 

 

3.ショートステイの種類と仕事内容

●単独型と併設型の仕事内容

ショートステイ施設には、単独型と併設型の二つの種類があります。
単独型の場合はショートステイ専用の施設で、ショートステイに特化したサービスが提供されます。
一方、併設型は、介護施設や老人ホームと併設されており、他のサービスと連携しながら運営されます。
仕事内容に大きな違いはありませんが、併設型の施設には、入居前のお試しとしてショートステイに来る場合もあり、
目的などに違いがある場合もあります。

●短期入所生活介護と短期入所療養介護の仕事内容

ショートステイには、短期入所生活介護短期入所療養介護の二つのタイプがあります。

短期入所生活介護は、日常生活のサポートが主な役割で、利用者が家庭と同様の生活を楽しむための支援が提供されます。

一方、短期入所療養介護は、医療的なケアが必要な利用者に対して提供され、
医師、看護師と連携して医療サービスを提供することが仕事内容に含まれます。
職員は、利用者様の状態に応じて適切なケアを提供し、安心して過ごせる環境を作ります。

ショートステイ施設にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる仕事内容が求められます。
施設のタイプや介護保険の適用によって、職員の役割が変化するため、施設を探す際は注意して確認しましょう。

 

 

 

4.ショートステイで働くことに向いている人は?

●コミュニケーションが好きな方

ショートステイで働くには、利用者様やその家族と円滑にコミュニケーションを図る能力が必要です。
短期間で利用者様との信頼関係を築き、彼らのニーズを理解しやすくするため、コミュニケーション能力が重要です。
利用者様に壁を感じさせないような関わりが出来れば、短期間でも信頼関係を築きやすいでしょう。
また、利用者様同士のコミュニケーションをサポートし、施設内のアットホームな雰囲気を促進する役割も果たすことができます。

●アットホームな雰囲気が好きな方

ショートステイ施設は殆どが小規模な施設であり、家庭的な雰囲気を大切にしています。
利用者が快適に過ごせるようなアットホームな環境を作り出すことが求められます。
アットホームな雰囲気で働きたい方は、利用者様との関係を良好にし、施設内の和やかな雰囲気を維持するのに向いています。

●観察力がある方

利用者様の健康や安全を確保するためには、細かな変化に気づく観察力が必要です。
職員は利用者様の状態を常にモニタリングし、問題が発生しないようにするために適切な対応をする必要があります。
特に、普段の様子がわかりにくい入所して間もない方の変化に気づく力は重要です。

●さまざまな利用者と関わりたい方

ショートステイ施設では、さまざまなバックグラウンドを持つ利用者様と関わります。
異なるバックグラウンドや状況に対して興味を持ち、支援を提供できる方は、ショートステイで働くのに向いています。

 

 


札幌で介護のお仕事を探している方、介護のお仕事にご興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください!
ご相談はこちらから!!

①こちらのURLをクリック。https://lin.ee/WUSxEOB
②QRコードをスマホのカメラで読み取る(パソコンの場合) または、【開く】をタップ(スマホの場合)
③携帯電話に表示される画面の左端【追加】をクリック。
④【トーク】をタップし、「相談希望」などのメッセージをお送りください!


 

 

 

5.ショートステイのやりがい、メリットとは?

●身体への負担が少ない

ショートステイの職員として働くメリットの一つは、身体への負担が比較的少ないことです。
ショートステイの利用者様は介護度が低い方も多く、身体介助の頻度は他の入居施設よりも低い傾向にあります。

●ルーティンワークでない仕事内容

利用者様の入れ替わりがあるショートステイの現場は、常に変化のある環境といえます。
この多様性が、ショートステイの職員の仕事を新鮮に楽しみ続けることができる要因です。

●少人数のアットホームな雰囲気のなかで働ける

ショートステイ施設は、一般的に少人数の利用者様を受け入れることが多く、アットホームな雰囲気が醸し出されています。
職員と利用者様との距離が近く、個別のニーズに応じたケアを提供しやすい環境です。
このアットホームな雰囲気が、職員と利用者のコミュニケーションを円滑にし、働きやすさを高めます。

 

 

 

6.ショートステイで働くのに役立つ資格は?

資格は必須ではない

ショートステイで働く介護職の場合、資格は必須ではありません。

未経験から始める場合は、資格取得の勉強をしながら働くという方法も考えられるため、
無資格からスタートすることも選択肢のひとつです。

しかし、2024年度から、認知症ケアを行う介護職は、必ず「認知症介護基礎研修」のを取得することが義務づけられています。

認知症介護基礎研修は1日で取得が可能ですが、テキスト代などの費用がかかる場合があります。
以下の資格を持っていれば取得が免除されるため、可能であれば先に取得しておくことがおすすめです。

以下では、おすすめの資格についてご紹介します。

●介護職員初任者研修

はじめて介護の資格を取得する場合には、介護職員初任者研修がおすすめです。
この研修は、介護職の基本的な知識やスキルを学ぶことができるカリキュラムであり、
最短1か月程度と、短期間で取得できる点が魅力です。

●介護職員実務者研修

初任者研修の上位資格である介護職員実務者研修も、介護職に就くための有用な資格の一つです。
介護職の現場で実際に行われる業務を体系的に学び、より実践的なスキルを身につけることができます。
短い期間で利用者様の認知症の傾向を把握するために、必要な知識を得ることができます。

●介護福祉士

国家資格である介護福祉士は、介護職の中でも高いスキルと知識が求められる資格です。
取得することでより幅広い職場や専門的な業務に従事できます。
受験には実務者研修の資格取得、3年の実務経験が必要となります。

これらの資格取得によって給与がアップするため、早めに取得しておくとより経済的な安定を図ることができます。
未経験の方であれば、まずは介護職員初任者研修の取得を目指すことがおすすめです。

 


札幌の介護資格取得校はこちらから!

初任者研修・実務者研修の資格取得 日本福祉アカデミー札幌 (nihonfukushi-academy.com)


 

 

 

 

7.まとめ

ショートステイは、介護が必要な方が一時的に滞在する施設で、主な目的は支援と家族への休息の提供です。
利用者様は要支援1、2または要介護1~5の方となり、他の施設と比べて介護度は低い傾向にあります。

ショートステイで働く職員の仕事内容は、送迎業務、夜勤業務、レクリエーション、介護サービスなど多岐にわたります。
これらの仕事は、利用者様の安全と幸福をサポートし、アットホームな環境を維持するために欠かせない要素です。

ショートステイ施設には単独型と併設型があり、また、短期入所生活介護と短期入所療養介護の2つのタイプがあります。
施設によっても仕事内容には違いがあるため、選ぶ際には注意が必要です。

ショートステイでの仕事は身体への負担が比較的少なく、利用者様の入れ替わりがあるため、
ルーティンワークでない環境で働けることが魅力的です。
資格は必須ではありませんが、介護職員初任者研修や介護職員実務者研修、介護福祉士などの資格取得をすることで、
給与アップやキャリアの拡大に役立ちます。
ショートステイの仕事は、利用者様やその家族の支えとなり、アットホームな環境で働くことができる充実感のある職業です。
未経験者でもチャレンジでき、資格取得を通じてスキルを向上させることができます。

 

 


札幌で介護のお仕事を探している方、介護のお仕事にご興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください!
ご相談はこちらから!!

①こちらのURLをクリック。https://lin.ee/WUSxEOB
②QRコードをスマホのカメラで読み取る(パソコンの場合) または、【開く】をタップ(スマホの場合)
③携帯電話に表示される画面の左端【追加】をクリック。
④【トーク】をタップし、「相談希望」などのメッセージをお送りください!

お問い合わせ

<お電話でのお問い合わせ>

011-707-3987

受付時間 平日 9:00〜18:00

<メールでのお問い合わせ>