COLUMNお役立ちコラム

2023.07.31 お役立ち情報

介護職で稼ぐ!夜勤専従のメリットとは?

介護職の夜勤には、きつい、体調を崩しやすいという印象もあるかもしれません。
ですが、介護の夜勤専従には、手当による高収入やプライベートとのバランスの取りやすさ、
ダブルワークも可能な柔軟性など、沢山のメリットがあります。
一方で健康状態など、注意すべき点も多くあるのは事実です。
「介護の夜勤専従って稼げる?」「きついって聞いたけど大丈夫?」「自分は介護の夜勤専従に向いている?」
そんな疑問にお答えしていきます。

 

目次

1.介護の夜勤専従の働き方は? 資格は必要?

2.夜勤専従のタイムスケジュール例と仕事内容

3.介護の夜勤専従の主なメリット

4.介護の夜勤専従の主なデメリット

5.夜勤専従で介護職として働くのに向いている人

6.まとめ 介護の夜勤専従で高収入を目指そう!

 

 

 

1.介護の夜勤専従の働き方は? 資格は必要?

 

 

【未経験、無資格でも夜勤専従で働ける?】

未経験、無資格でも、制度上は働くことが可能です。
しかし、夜勤専従を希望するのであれば、経験を積み資格を取得してからの方がおすすめです。
夜勤では時に、一人で利用者さんの命に関わる重要な判断を迫られる場面があります。
また、必要な介護のスキルもあるため、未経験では荷が重く感じるかもしれません。
夜勤専従で働きたい場合、最低でも現場での経験をある程度積むか、
介護職員初任者研修、介護職員実務者研修の取得を目指すことがおすすめです。

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【夜勤専従の勤務時間】

夜勤専従として働く場合、主に夜間に集中して勤務することとなります。
施設によって異なりますが、多くの施設で採用されている2交代制では、
夕方16時前後~翌朝10時前後の16時間勤務(休憩2回)が夜勤の時間とされています。
この場合、原則1日8時間、5日の労働を1週間あたり40時間以内として調整する変形時間労働制が適用されます。

昼間は自分の時間を有効に使うことができ、趣味や家族との時間を大切にすることができます。
また、夜勤専従の勤務形態は比較的融通が利くため、プライベートと仕事のバランスを取りやすい点も魅力です。

【夜勤専従の出勤回数は月10回ほど】

2交代制の夜勤専従での勤務は月10回ほどと、通常と比べ半分ほど少なくなります。なぜなら、法律で定められた週40時間以内、
という規定を一回16時間の勤務で守らなければならないためです。
1回の労働時間が倍になる分、出勤の回数は半分になる、という仕組みです。

移動に時間がかかる遠くの勤務先であれば、通勤にかかる時間が大きく短縮される点はメリットといえるでしょう。
また、ある程度遠くの施設であっても、希望に合った就業先を選ぶことも可能です。

 

 

2.夜勤専従のタイムスケジュール例と仕事内容

夜勤専従のタイムスケジュールは施設によって異なりますが、
ここでは一般的な業務の流れをご紹介します。

16:00 始業
夜勤専従の業務は、夕方から始まります。
まずは施設に到着し、情報の引継ぎが行われます。

18:00 夕食、お食事介助、服薬介助など
夕食の時間となり、ご利用者様への食事介助や必要な服薬のサポートを行います。

20:00 トイレ介助など就寝前のサポート 巡視
歯磨きやトイレ介助、お着換えのお手伝いなど、就寝前のケアが行われます。
また、ご利用者様が安全に過ごせるように、1~2時間ごとに施設内を巡回し、状態をチェックします。

22:00 休憩(軽い食事)
長時間の勤務のため、スタッフは休憩時間を確保します。
軽食をとりながらリフレッシュします。

00:00 巡視やコール対応 清掃、洗濯
巡回し、必要なケアを行います。
また、夜間のトラブルにも対応し、ご利用者様の安全を守ります。
清掃や洗濯などの日常業務も、合間を見てこの時間帯に行われます。

03:00 休憩 
しっかりと休憩をとり、体力を温存します。
2人で夜勤として勤務する職場であれば、交代で横になり仮眠をとるところもあります。

06:00 ご利用者様起床 朝食誘導、移乗介助など
朝の時間帯になり、ご利用者様の起床のサポートが始まります。
朝食の誘導やベッドからの移乗介助、着替えのサポートなどを行います。

08:45 記録を入力し、スタッフへ申し送り
勤務終了まで残りわずかとなります。
夜間のケア内容や重要な連絡事項を記録し、次の担当スタッフへ引き継ぎます。

09:00 終業
挨拶をして終業となります。

 

 

 

3.介護の夜勤専従の主なメリット

 

【日勤よりも稼ぎやすい】

勤専従の介護職は、通常の日勤よりも時給が高くなります。
夜間の勤務は深夜手当がつくことが一般的であり、効率よく収入を得ることができるでしょう。
経済的な安定を図る上で魅力的なポイントと言えます。

【日勤より業務量が少ない】

夜勤の時間帯は、一般的に日中よりもご利用者様の要求や業務量が少ないことがあります。
夜間は患者さんが就寝していることが多く、比較的静かな時間が続くため、
日勤に比べてゆとりを持って業務に取り組むことができます。
また、夜の時間帯にはレクリエーションや体操が行われない点や、家族への対応が必要になることも少ない点は、
これらに苦手意識がある方にとってメリットといえるでしょう。

【勤務の回数が少なく、休日が多い】

2交代制の夜勤専従の場合、夜勤の後は連続して休日が取れることが一般的です。
例えば、2日間の夜勤の後には3日間の連休が得られるケースもあります。
このようなシフト制度により、効率的に休息を取ることができるため、
仕事と趣味やプライベートの両立がしやすくなります。
また、勤務の回数が半分になれば、通勤にかかる時間も実質半分で済む点も魅力であるといえるでしょう。
天候や渋滞による通勤困難な状況に見舞われるリスクも少なく、時間を有効に使える働き方であるといえます。

【ダブルワークも可能】

夜勤専従の介護職は、日中が自由に使えることが多いため、他の仕事や副業との両立がしやすいです。
副業を考えている方や、他のキャリアを追求したい方にとって、
夜勤専従は選択肢が広がる大きなメリットとなるでしょう。
ダブルワークを考える際、大きな障害となるのがスケジュール調整の難しさです。
しかし、片方の勤務先が夜勤の時間帯で固定されていれば、ダブルワークでもスケジュールを組みやすくなります。

ダブルワークについてはこちらもチェック↓
介護の副業とダブルワーク 高収入への新たな選択肢 | お役立ちコラム | 札幌の医療・介護の求人情報|SAPORA

一定の生活リズム

通常、介護職としてシフト制で勤務する場合、早朝からの勤務もあれば夜勤もあるなど、不規則な勤務が多くあります。
そのため、生活のリズムも不規則になりやすいものです。
対して夜勤専従の介護職は、固定の時間帯での勤務となるため、日中は休むことができます。
この特徴により、生活リズムを一定に保つことができます。
また、明るい時間に自由な時間を持てるメリットを生かし、
資格勉強のために学校に通うことやサークル活動をすることもできます。

 

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4.介護の夜勤専従の主なデメリット

夜勤専従の介護職は高収入ややりがいがある一方で、
いくつかのデメリットも考慮すべきです。
以下に、主なデメリットについてご説明します。

【体調を崩しやすい】

夜勤専従では、通常の生活リズムとは逆の時間帯に働くため、体内時計が乱れやすくなります。
そのため体調を崩しやすく、特に睡眠不足やストレスが蓄積されると免疫力が低下し、
健康面への影響が出てくることもあります。
また、休憩が2度あるとはいえ16時間の勤務は負担が大きく、自覚しない間に疲れがたまっていることも。
休日を使ってしっかりとリフレッシュするなど、ストレスと体調のケアは心がけましょう。

【少人数制で責任が大きい】

夜勤専従の介護職は、通常の日中勤務よりも少人数の勤務となります。
施設によってはフロアに一人で対応するケースもあり、
個々のスタッフにかかる責任が大きくなります。
特に、夜勤専従の介護職は、緊急の事態に対応することもあります。
急変した患者さんのケアや突発的なトラブルに対処するためには、冷静な判断力や迅速な行動が求められることも。
責任感の強い方には向いているかもしれませんが、プレッシャーを感じることもあるでしょう。

しかし、人数が少ないということは介護職同士が関わる機会も少なくなるため、
人間関係のトラブルが起きづらい点は、メリットとも捉えることができます。

【業務が大変な施設も】

夜勤専従の介護職は、施設によって勤務内容や環境が異なります。
中には深夜にこなすべき業務が多い施設や、夜に不穏になりやすいご利用者様が多くいる施設もあります。
時には、体力や精神的なストレスに耐える必要があるかもしれません。
事前に施設の特性をよく調査し、自分に合った環境を見つけることが大切です。
夜勤の時間帯で見学を希望することは難しいですが、
夜勤の様子について聞いておきたいことを整理しておくとよいでしょう。

 

 

 

5.夜勤専従で介護職として働くのに向いている人

 

【高収入を目指したい方】

夜勤専従の介護職は、通常の日勤よりも時給が高い傾向にあります。
経済的な安定を求める方収入を増やしたい方にとって、夜勤専従は魅力的な選択肢となります。
また、夜勤専従は他の施設での働き方と組み合わせてダブルワークや副業を行いやすく、更なる高収入を目指せます。

【人間関係に不安がある方】

夜勤専従の介護職は夜間の勤務が主となり、
他のスタッフと関わる機会はずっと少なく、また関わる相手も限られます。
そのため、人間関係のトラブルは発生しにくい傾向にあります。
以前の職場で人間関係のトラブルがあった方など、
人間関係に不安を感じられている方は、夜勤専従での勤務であれば安心できるかもしれません。
また、集中して仕事に取り組みたい方や、夜間の方が落ち着いて働けると感じる方には最適です。

【プライベートな時間を纏めて確保したい方】

16時間纏めての勤務になるため、その分プライベートな時間をまとめて確保しやすくなります。
収入を減らしたくない方でありながら、仕事とプライベートのバランスを大切にしたい方に適しています。
日中に自由な時間が確保できるため、趣味や家事、学びなどに充てることができます。
昼間に自分のペースで過ごしたい方にとって、夜間の勤務は有意義な時間を持つチャンスです。

【体調に合わせたスケジュール管理ができる方】

夜勤専従の介護職は、体調が整っている時に勤務することで、効率的に仕事に取り組むことができます。
体力面や健康面を考慮しながらスケジュールを組むことができる方であれば、
健康状態を崩さず夜勤専従の介護職として貢献できることでしょう。

 

6.まとめ 介護の夜勤専従で高収入を目指そう!

夜勤専従の主なメリットとしては、高収入、生活リズムの一定化、休日の多さ、
ダブルワークが可能な点などが挙げられます。
一方で、生活の昼夜逆転や体調の崩れ、責任の重さからくる精神的な負担には注意が必要です。
休日を利用した適度なリフレッシュを心掛ける必要があります。
このようなメリットとデメリットを理解し、自分の目標やライフスタイルに合わせて
介護のキャリアを築くことが大切です。

きつい、体調を崩しやすいという印象もある夜勤ですが、夜勤専従には夜勤専従ならではのメリットも多くあります。
自分の希望と照らし合わせてよく考え、検討するとよいでしょう。

 

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