COLUMNお役立ちコラム

2023.09.22 お役立ち情報

介護職未経験でも大丈夫?デイサービスの仕事内容と働く魅力

介護職として働く際、デイサービスはどのような職場なのでしょうか?
本記事では、デイサービスの仕事内容やメリット、デメリットについて、働く介護職の目線から解説します。
デイサービスの基本的な概念や仕事内容、デイサービスの種類と働き方の特徴、デイサービスでの働くメリットとデメリットについてご紹介いたします。
ぜひ、デイサービスでの働き方が自身のライフスタイルや目標に合っているか確認し、介護職としてのキャリア選択の参考にしてみてください。

目次

1.デイサービスとは?
2.デイサービスの仕事内容
3.デイサービスの種類と働き方の特徴
4.  デイサービスで働くメリット
5.  デイサービスで働くデメリット
6.  デイサービスに向いている人
7.  まとめ

 

 

1.デイサービスとは?

●デイサービスとは何か

デイサービスとは、介護保険サービスのひとつ「通所介護」の通称です。
認知症の高齢者などの利用者様が、日中のみ施設に通いながら過ごすサービスです。
入所施設とは異なり、土日祝休み、夜勤なしの施設が多い点が大きなメリットです。

ご自宅での生活が難しい方々が、自宅での生活を長く続けられるよう支援するサービスが、デイサービスです。
また、デイサービスでは介護職が利用者様の心身の健康をサポートし、家族の負担を軽減する役割を果たします。

●対象となる利用者様は?

デイサービスの利用者様は、高齢者から障害者、療養が必要な方々まで多岐にわたります。主に、以下のような方々がデイサービスを利用します。

  • 高齢者で、自宅での生活が困難になった方々
  • 身体的な介助が必要な方々
  • 認知症の症状がある方々
  • 家族が日中の仕事等で介護が難しい方々

要介護1以上の認定を受けた方となっていますが、自治体によっては要支援1~2の方もデイサービスを利用することができます。
自宅で生活できているということもあり、他の施設形態よりも自立度の高い利用者様が多い点が特徴です。

 

 

 

2.デイサービスの仕事内容

デイサービスでの仕事は多岐にわたり、利用者様の日常生活をサポートするための重要な役割を果たします。
以下に、デイサービスでの主な仕事内容をより詳しく説明します。

送迎業務

デイサービスでは、利用者様の自宅から施設への送迎が行われます。
送迎業務は、利用者様の安全かつ快適な移動を確保し、信頼関係を築く重要な役割です。
しかし、入居施設に併設されたデイサービスであれば、徒歩で利用者さんが来られるため送迎業務が不要です。
運転に苦手意識がある方は、このような施設がおすすめです。

レクリエーションの企画・実行

利用者様が楽しい時間を過ごし、健康状態を保てるよう、様々なレクリエーション活動が企画・実行されます。
これにより、社会参加感や生活の質の向上を支援します。
レクリエーションの仕事内容には、利用者様の趣向に合わせたアクティビティの企画や、安全で楽しいイベントの提供が含まれます。
レクリエーションを楽しみにいらっしゃる利用者さんも多く、デイサービスの肝といえる部分です。

入浴介助

身体的に支援が必要な利用者様に対しては、服の着脱のサポートなど、入浴の介助も行われます。
この仕事では、入浴の安全確保と身体の清潔を維持するための配慮が必要です。
入浴を行わないデイサービスもある一方で、入浴のみをサービス内容とした、入浴特化型のデイサービスも存在します。

食事介助

食事介助の仕事では、ご自分で食事をとるのが難しい方のお手伝いをします。
特に、嚥下障害(気管に飲み物や食べ物が入ってしまいやすい状態)を抱える方へは配慮が必要です。

トイレ誘導と排泄介助

トイレ誘導や必要に応じた排泄介助もデイサービスでの仕事内容に含まれます。これらの仕事は、利用者様のプライバシーを尊重しながら、安全かつ快適な環境を提供します。

 

 

 

3.デイサービスの種類と働き方の特徴

デイサービスとひとくちに言っても、その形態は様々です。
介護職に転職を考えている方々にとっては、それぞれの特徴を理解することが大切です。
以下に、デイサービスの種類と働き方の特徴を詳しく説明します。

大規模デイサービス(大規模型通所介護)

大規模デイサービスは、1日の利用定員が平均26名以上のデイサービスです。
利用者様同士の交流が豊富で、多彩なプログラムやアクティビティが提供されます。大規模な施設での働き方は、多くのスタッフと協力して仕事を進めることが特徴です。
また、レクリエーションも大人数でできるものが企画されます。

小規模デイサービス(地域密着型通所介護)

小規模デイサービスは、日の利用定員が平均18名以下のデイサービスです。
アットホームな雰囲気があり、利用者様とスタッフの距離が近いです。
大規模デイサービスと比べ、ひとりひとりの趣味や性格に焦点を当てた働き方が求められます。

リハビリ特化型デイサービス

リハビリ特化型デイサービスは、機能訓練やリハビリテーションを必要とする利用者様に焦点を当てた施設です。
理学療法士作業療法士などの専門家が活躍し、利用者様の機能回復をサポートします。
利用時間は多くの場合、午前、午後のような半日単位であり、食事や入浴の介助は行いません。
身体介助はあまり行われないため、身体への負担が気になる方におすすめです。

認知症対応型デイサービス

認知症対応型デイサービスは、認知症の方に特化した施設です。
1日の定員は12人以下と少人数で、落ち着いた安全な環境の中で認知症ケアのトレーニングが提供され、利用者様の日常生活をサポートします。
認知症への理解を深めたい方におすすめの施設です。

お泊まりデイサービス

お泊まりデイサービスは、利用者様が施設内で宿泊し、短期間のサービスを受ける形態です。
夜勤が発生するため、シフト勤務が特徴です。
また、グループホームや特別養護老人ホームなどの他の入所型施設と比べれば、介護度が低めの方が多い点も、入所施設として見た際の特徴といえます。

ひとくちにデイサービスといっても、種類によって働き方や必要なスキルが異なります。
自身のキャリア目標や興味に合ったデイサービスを選ぶことが、充実した介護職生活を築く一歩となるでしょう。

 


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4.デイサービスで働くメリット

夜勤なしで土日祝休みの施設が多い

デイサービスは入所型の施設と異なり、通常は平日の日中にサービスが提供されます。
そのため、お泊りデイサービスを除けば、夜勤は発生しません。
また、週末は休みとなる施設が殆どです。
祝日の休みもある施設では、ご家族やご友人と予定を併せて出かけるなど、プライベートの充実も計りやすいでしょう。
夜間の労働を避けたい方や、家庭との調和を大切にしたい方にとって、大きなメリットといえます。

体への負担が小さい

デイサービスは他の施設形態と比べ、利用者様の自立度が高いため、身体介助による身体への負担が少ない点が特徴です。
また、夜勤なども原則ないため、疲労の蓄積や自律神経の乱れによる体力的な負担も少ないといえます。
怪我や体力の低下によって他の施設形態での就労が難しくなった方や、体力に自信がない方でも働きやすい環境です。

介護職が未経験でも働きやすい

デイサービスでは、無資格の方や介護未経験者でもチャンスがあります。
介護の資格が不要という事業所が多く、介護職のキャリアのスタート地点としてもおすすめです。
要介護度が低く自立されている利用者様が多いため、最初に経験を積むのには適しています。

 

 

 

5.デイサービスで働くデメリット

介護職の中では給料が低め

一般的にデイサービスでの給料は、夜勤による手当がないこともあり、他の介護施設や医療機関に比べて低めとされることがあります。
人によっては、報酬が十分でないと感じることがあるかもしれません。
安定したスケジュールを活かしたダブルワークのほか、
介護職員実務者研修や介護福祉士の資格取得を目指すことで、資格手当による給与アップが期待できます。

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●介護職、認知症の専門家としてのスキルアップが難しい

デイサービスには、認知症があまり進行していない利用者様が多いため、
高度な認知症理解による対応のスキルは、発揮する機会が限られることがあります。
認知症の専門家としてキャリアを積みたい場合、
介護度の高い方が多い特別養護老人ホームなど、他の施設への転職が有効な場合もあります。

これらのデメリットはデイサービスでの介護職に関連するものですが、
個人のライフスタイルやキャリア目標によっては問題と感じられないこともあります。
デメリットを理解した上で、デイサービスでの働き方を検討し、自身に合ったキャリアを築くための選択肢を考えることが大切です。

 

 

 

6.デイサービスに向いている人

●にぎやかで明るい雰囲気を好む方

デイサービスは、利用者様が楽しい時間を過ごせる場所であり、にぎやかで明るい雰囲気が求められます。
デイサービスで働く介護職は、そんな雰囲気づくりのため、活気と笑顔で利用者様の生活を豊かにする仕事です。
社交性が高くポジティブな姿勢を持つ人や、お喋り好きな方であれば、適しているといえるでしょう。

●イベントの企画や、大勢の人の前で話すのが得意な方

デイサービスでは、レクリエーションの準備として企画を行ったり、
多くの利用者様の前でアクティビティの説明や進行を行うことがあります。
そのため、大勢の人の前で話すスキルがある方であれば働きやすいでしょう。

●介護職に未経験からチャレンジしたい方

デイサービスは、介護未経験の方でもチャレンジしやすい環境です。
資格や経験がなくとも、介護に対する情熱や思いやりを持つ方は、歓迎されることが多いです。
利用者様との信頼関係を築くことに意欲的な人にとって、デイサービスは介護職としてのキャリアの一歩目として適しています。

●体力に自信がないけれど、介護職として働きたい方

夜勤が発生せず、利用者様の自立度が高いデイサービスは、体力的な負担が少ない環境です。
身体への負担が大きい介護の現場から退職された方が、キャリアを活かして介護に再チャレンジする現場としてもデイサービスは適しています。

デイサービスでの介護職は、人とのコミュニケーションや活気ある環境を楽しむことができ、充実感を得られる職場です。
自身の性格や特性を考慮し、デイサービスでの働き方が合っているかどうかを検討することが重要です。
キャリアの満足度を高めるために、自分に合った環境を見つけることが大切です。

 

 

 

 

7.まとめ

デイサービスは、利用者様が日中のみ施設に通いながら過ごすサービスです。
夜勤がなく土日祝休みの施設が多いため、働きやすさが魅力です。
また、体力的な負担が少なく、介護未経験者でも歓迎される場所として、
多くの人にとって魅力的なキャリアの選択肢となっています。

デイサービスの仕事内容は多岐にわたり、送迎業務やレクリエーションのほか、利用者様の日常生活をサポートする役割が含まれています。
さらに、デイサービスは規模や目的に合わせて様々な種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
自身のキャリア目標や興味に合わせて、適切なデイサービスを選ぶことが重要です。

デイサービスで働く場合、給料が低めであることや、高度なスキルアップが難しい側面も存在します。
しかし、明るい雰囲気を好む人や、介護未経験からチャレンジしたい人、
体力に自信がないけれど介護職として働きたい人にとって、デイサービスは魅力的な選択肢です。

自分の特性や目標に合ったデイサービスでの働き方を考え、検討してみてはいかがでしょうか?
思いやりをもったデイサービスの仕事を通して、利用者様の生活を豊かにし、ご家族の負担を軽減する大切な役割を果たすことができます。

 

 


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